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アイランドセラピーレポート

執筆者の写真: 田代裕貴田代裕貴

田代裕貴です。


4月17日に行われた猿島公園での

アイランドセラピーは

大変好評でした! 五感を開き、ゆったりと島に身をゆだねて自分を見つめていく。

固くなった気持ちが和らいでいくのが感じられ、本音が浮かびます。


「本当は○○したかった」と。他人を喜ばせようとするあまり、 自分を大切にできないことはよくあること。


自分を大切にしてくださいとカウンセラーに言われても 分からないという話はよく聞きます。


それはそのはず、だからカウンセリングに来るんですよね。

このアイランドセラピーではそこを明確にしていきます。


ターミナルで集合

 

ターミナルに到着するまでが

かなり大変でしたが(迷った!)



無事到着できて皆さん

安堵のあまりグッタリ😅


「とにかく無事についた」という達成感があり、 スタート時からポジティブな雰囲気でした。


このように何かを乗り越えられたという 感覚は自己効力感を高めます。


この経験が人を大きく飛躍させます。




このターミナルで

待ち合わせです。


いざ出航

 

そしてこの船に

乗ります!



お天気が良くて

良かった〜😍


おすすめは2階。

水しぶきがかかるので、 タオルを持っていた方が良いですよ。


10時半の船に乗って島に向かいます。

乗船時間は10分程度。



無事到着

 


あまり揺れなかったこともあり 船に酔うことなく到着。



初めて行った時は念のため酔い止めの

お薬を飲んでいましたが、

もう大丈夫そうです。



降りても足がふらつかず。 それくらい短い時間だったんですね。





ひたすら目の間の島に

向かって進み到着。




海がきれいです。

到着すると必ず誰かしら

「わー、キレイ!」と歓声をあげています。



このあたりは色がグリーンなんですよね。

結構、風もありましたが

そんなに揺れず良かったです。


全員じゃないけど

写真を撮ってみました😄




これから山にも登りますが、

一番右のスカート姿の女性は

意味があってこの格好なのです。


これには私も「なるほど〜!」

と頷きました!



早速、島の砂浜へ

 

すぐに砂浜におります。


誰もいなかったので

「プライベートビーチだぁ」

と大はしゃぎ。


海藻がたくさん落ちていますね。 なぜか外は白、中は紫の二枚貝の貝殻が たくさん落ちていました。



トレードマークの流木が素敵。


このあたりでシートを敷いて

セッション。



五感で島を味わいます。

波の音、砂の感触。




砂浜に響き渡る鳥の声

 

ウグイスがすぐ近くにいるのか

声が反響してよく聞こえます。


載せたので聞いてくださいね。




それぞれが寝っ転がったり

海に足をつけてみたり。

貝殻を探したり。



そうそうスカート姿の方は

靴下をぬいで海にジャブジャブ

入られました。



「海に来たらこれをしなくちゃ!」😊




おっしゃる通りです。

そしてタオルではなく手ぬぐい

が便利で良いです。




もともと私は波の音恐怖がありましたが、 このような自然に触れ合うセラピーを やっているうちにいつの間にか 克服していました。




4月半ば過ぎですが

お天気もよく、


陽射しも強め。


温かくて良い気持ちです。


お天気が崩れて・・・

 

ところが、

天気予報の通り



雲行きが怪しくなってきて

お昼には室内に行きました。



予報では雷雨!

ヤバいぞーと荷物をまとめて

室内まで移動。


そのあと、ドシャ―っと雨が!

よかった助かった!


ぬれることなく無事ランチタイムです。



ランチは現地購入

 




これがなかなか美味しいですよ。

下にご飯が入っています。



お水や飲み物は持参するのが

オススメです。




イスとテーブルがある室内で

再びセッション。



島に来ると、それだけで自己肯定感も あがるのか、ネガティブな表現が少ない。



それくらい気持ちに余裕が出るのでしょうね。



そして、お昼が終わる頃に

晴れ☀てきました。



さて、島の山を登りますよ😊



今度は山へ

 


テクテク


テクテクテク



テクテクテクテク、、、





結構、急なんです。


ゼエゼエ言いながら

頑張って登っているんですよ。 これでも。



歴史的な場所もあるので

時々立ち止まってみんなで

考えながら歩きます。



こういう時間も大事。






人が生きてきた時間、 戦争があった時期、 その時、人は何を思ったのか・・・ などなど思いを馳せながら 歩いて登ります。





途中こんな木もあります。


実はかつて要塞だった猿島。

弾丸の跡も残っています。



今は時間が経って

過去のものとなりましたが

こうやって歴史を残しています。




鳥の声を聴き

人間の歴史を感じ


それを見てきた

老木を見ていくと

なんとも言えない

不思議な気持ちになります。


静かに見守ってきた時間。


それがどのようなものだったのか、、、。



そんなことに思いを馳せ

上の広場に到着。



木を通して自分を内観する

 

島から見えた市街地。

ここは自家発電で電線のない島。



文明から少し離れることができ 自分をみつめる時間が増えます。



煩わしさから遠ざかり

原始的な感覚に近づく。



そうすると本能が目を覚まし

ご都合主義で周りの反応に


振り回されてきた自分の

ホンネが表れ始めます。




雨あがりのせいか、とても緑がキラキラ。 皆さんにいろんな木を見てもらいながら、 自分の話をする。


「こんな大変なこともあったね。」 「こんな辛いこともあったな・・・」

「当時は誰も助けてくれないと思っていたけれど、 実はいろんな人が助けてくれていたな」 「あんなにひどい目にあったけれど、 その経験が役に立っている」


こんな気づきを山ほど得られるのが この広場まで登った後に起こります。




ちょっぴりきつい坂道だったからこそ、 乗り越えたことに自分を重ねるのかもしれません。 これは平地で行うセラピーやカウンセリング、 コーチングではできないものだと思います。


市街地から離れ、非日常に身を置き、

じっくりと自分を見つめなおす貴重な時間となりました。

山を降りて再び砂浜へ



すっかりお天気になったころ、 船の時間もあったので、 最初に行った砂浜に降りていきました。


するとなんということでしょう。


海がキラキラ輝いているではありませんか。


ここでまたシートを敷いて

砂の感覚を味わい、

箱庭をやったり、寝っ転がったり、


最初にできなかった

「足を海につける」にチャレンジしたり・・・。





あっという間に時間が過ぎて、 船に乗り込みます。


グループの力

 

戻ってからはまたワーク。 ここではゆったり過ごせるので、

あちこちに分散してワークを行えます。


一人ひとりが描いた心のカタチをシェアし、 その後、みんなで一つのものを作り上げようということになり、

このような絵になりました。




詳しい話はしなくても、

なんだか分かりあえる空間。


居場所となったその空間で

お互いの存在を信じられれば

翌日は強く生きていける。


そう思わせてくれた一日でした。




よく見るとみんなそれぞれ違うけれど、

木がつながっているのです。


そこにパワーを与えてくれる子たちを

置いて完成。



深い深い時間を過ごして、

帰途につきました。 終わってからの皆さんの

気づきが素晴らしい。


「個人セッション5回分(10時間)の気づきがあった!」とも。



いつも深い気づきをくれる

自然の力を存分に活かし


今後もこのプログラムを

行っていきますね。



興味のある方はぜひ

ご連絡下さい。



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