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「変わりたいのに変われない…」の本当の理由ーホメオスタシスというあなたを守る仕組みとは

「もっと自分らしく生きたい」

「本来のわたしを取り戻したい」

「もう、他人の期待や評価で生きたくない」


こんな思いを胸に、一歩踏み出そうとしているあなたへ。




今日は“変わりたいのに変われない理由”を、少し科学的・心理的な視点から紐解いていきますね。




こんにちは!

エトワール・カウンセリング・オフィスの

田代です。


バナナ先生とも呼ばれています(笑)



心理カウンセラーでありメンタルトレーナーとして活動しています。


最近は捨て活で自分のステージを変えるべく奮闘中です😊



さて、

あなたの中にあるその「動けなさ」は、実は“怠け”でも“弱さ”でもなく、


とても自然な“生きるための仕組み”かもしれません。




「ホメオスタシス」って、聞いたことありますか?


私にとってかつてアロマやハーブを学ぶと出てくる言葉というイメージでしたが、



これが変わりたいと願いつつ変われない私たちにすごく大事な知識で、



まず最初に知っていただきたいキーワード。




それは「ホメオスタシス(恒常性維持機能)」という言葉です。




少し難しそうに感じるかもしれませんが、これはとてもシンプルで、



しかも私たちの心と体の“深い部分”に関係している大切な仕組みです。




ホメオスタシスとは、


> 「外の環境が変化しても、体の内側を一定に保とうとする力」




たとえば、こんな風に働いています:


寒くなれば鳥肌が立ち、体を震わせて熱を作ろうとする


暑くなれば汗をかいて体温を下げようとする


血糖値や血圧が上がりすぎないようにホルモンが調整する



つまり、私たちの体は常に「ちょうどいいバランス」を保つために、

無意識のうちにさまざまな調整をしてくれているのです。


これがあるからこそ、人は環境の変化に左右されすぎず、健康でいられる。


でも――


このホメオスタシスの力は、心の中にも働いているって知っていましたか?



心にも働くホメオスタシス ― それが「変われない」の正体


実はホメオスタシスは、体の中だけではなく心の在り方にも関係しています。


それは、こういうことです

 ↓↓↓

人は「慣れ親しんだ状態=安心・安全」と脳が判断すると、




たとえその状態が苦しくても、“変わること”に対して無意識に抵抗するのです。






●モヤモヤしている職場でも、

「辞めたいのに辞められない」


●パートナーとの関係が辛くても、

「別れたあとの不安が怖い」


●新しいことにチャレンジしたいのに、

「失敗したらどうしよう」と動けない



この「もし○○になったらどうしよう😥」

という不安感です。




それは決して、あなたに意思が足りないわけでも、弱いからでもありません。


自己肯定感がないからでもありません。

トップアスリートですら感じるのです。



脳が、あなたを守ろうとしているだけなのですよ。




ホメオスタシスは、「今の状態をキープすることで、生き残る」ための本能的な仕組み。





あなたの“変わりたい”という想いに対して、



“今のままでいて”

とブレーキをかけてくるのです。





それでも「本来のわたし」に

近づきたいと願うなら




ここで大事なのは、

この働きを「悪者にしないこと」です。





ホメオスタシスは、あなたを守るために24時間365日ずっと働いてくれている。





だからこそ、

強引に無理やり変わろうとすればするほど、

脳と心のブレーキは強くなり、体調を崩したり、心が折れたりしてしまいます。





そこで必要なのが、「五感」を通じた

アプローチです。




五感 ― 視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚 ― は、

わたしたちが「いまここ」に戻ってくるための、大切な感覚です。





美しい自然の景色を見る(視覚)


心地よい音楽や自然音を聴く(聴覚)


アロマの香りを吸い込む(嗅覚)


温かい飲み物や食事を味わう(味覚)


柔らかな布やお気に入りの服を身につける(触覚)



こうした体験を通して、

“安心”や“心地よさ”を

五感にしみこませていくと、





脳は少しずつ



「変わっても大丈夫かも」と

学習していきます!






「変わること=怖い」から

「変わること=安心」へ





ホメオスタシスは、「安心・安全」

を感じる方向にはブレーキをかけません。







だから、自分自身に“安心”を

与えてあげることが、




実はもっとも穏やかで、

確実な変化のステップなのです。




たとえば、あなたがいま新しいことにチャレンジしたいと感じているなら、





いきなり大きな一歩を踏み出すのではなく、まずはこう問いかけてみてください。




★わたしの五感が「心地よい」と感じるものは何だろう?


★今すぐできる“安心すること”って何だろう?


★本来のわたしは、どんな空間で、どんな感覚に包まれていたい?



小さな“安心”が積み重なると、

やがて大きな“変化”を後押ししてくれます。




「わたしを守ってくれていたもの」に気づいたとき、変化が始まる


「変わりたいのに変われない」

と悩んでいたあなたが、


実は自分自身の中に

「守ってくれていたもの」が

あったと知ると、




不思議と心がふっとゆるみ始めます。






責めなくていい。

焦らなくていい。





ただ、「わたしはちゃんと生きようとしてたんだ」と気づいてあげてください。





その気づきこそが、

“本来のわたし”へと戻る第一歩になります。



---


まとめ


ホメオスタシスという仕組みは、

「変わりたいのに変われない」という悩みに、大きなヒントを与えてくれます。


そして、あなたが変わるために必要なのは、

意志の力ではなく「安心できる五感の体験」。


小さな五感への意識が、

やがてホメオスタシスを味方につけ、

無理なく自然に「本来のわたし」へと導いてくれるのです。



---


今、あなたにできる“最初の一歩”


もしあなたが、

「この先もずっと“わたしらしく”生きていきたい」と思うなら、




今日からほんの少し、五感にやさしく意識を向けてみてください。



あなたの“変わらなきゃ”が、

“変わりたい”から“変わっていい”へと、

静かに変わっていくはずです!




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